生活習慣病を予防しよう!
食生活で生活習慣病を予防しましょう
食生活の欧米化、運動不足や十分に休養がとれない生活などが原因で高血圧や脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病が心配な方が増えてきました。
生活習慣病は、食生活を見直すことでその危険度が大きく減少します。
気をつけよう こんなこと
- 1.「肥満」や「やせ」
- 自分の適正体重を知り、維持することで、様々な疾患の発症を防ぐことができます。日頃から、早食い、ながら食い、まとめ食いなどの習慣は食べすぎにつながります。ゆっくり、よくかんで腹八分目を目指しましょう。
- 2.「偏った食事」
- 肉食に偏ったり、野菜の副菜を食べないなどの習慣があると、中性脂肪やコレステロールが体内に蓄積されやすくなります。いろいろな食品を組み合わせて、バランスのよい食事を心がけましょう。
- 3.「野菜が足りない」
- 中性脂肪やコレステロールが体内に蓄積されやすくなるだけでなく、食物繊維も不足するため便秘なども心配です。1日350g以上を食べるようにしましょう。
- 4.「脂肪のとりすぎ」
- 肉のから揚げや豚カツなどの揚げもの料理ばかりでは、肥満や中性脂肪、コレステロールの上昇につながる恐れがあります。野菜サラダのドレッシングやマヨネーズのとりすぎも注意しましょう。「煮る」「蒸す」「焼く」で余分な脂を落とす食べ方がおすすめです。
- 5.「塩分のとりすぎ」
- 塩分のとりすぎは、高血圧の原因になります。予防には減塩がおすすめです。日本人の食事摂取基準(2020年版)によると食塩相当量の1日の目標量は、男性7.5g未満、女性6.5g未満です。
<塩分を抑えながらおいしく食べる工夫>
- 調味料は「かける」より「つける」習慣を。
- だし(昆布やかつお節等)を使い、うまみを活かして塩分を減らしましょう。
- 酢、かんきつ類、香味野菜、香辛料を上手に使いましょう。
- 味噌汁は、具だくさんにして汁は控えめにしましょう。
- めん類の汁は残しましょう。