「水」について考えよう!
みなさんは、普段の食生活の中でどのように「水」と関わっていますか?
「水」について普段はあまり意識することは少ないと思いますが、振り返ってみると、料理に使ったりお茶をつくったりと、意外と水を使っていることに気づくと思います。
一般的に日本の水道水は軟水です。軟水は一般的にくせがないため、そのまま飲んでもおいしい水です。また、料理の素材のもつ風味や旨味を生かすのに適しており、煮物や汁物といった料理に向いています。
名古屋の水道水も軟水で、木曽川の良質な水源に恵まれ、大都市の中でもおいしいとの評価をいただいています。上下水道局では、安全でおいしい名古屋の水道水の安定供給のため、「日本一・安全でおいしい水道水プロジェクト」を実施しています。
普段あまり意識しないような「水」が、「おいしい水」であることを理解いただければ、いつもの料理やお茶がよりおいしく感じるのではないでしょうか。
さて、その水道水ですが、環境にやさしいということを知っていますか。
例えば、500mlペットボトルで水を飲むとします。500mlペットボトルをつくるときの二酸化炭素排出量は100グラム以上といわれています。これに輸送や廃棄時に発生する二酸化炭素を含めると、もっと多くの二酸化炭素を出していることになります。
しかし、同じ量の水道水では、約0.1グラム以下しか二酸化炭素を排出量しないので、比較すると、1,000倍以上の差があります。
上下水道局では、健康で環境にもやさしい水とのふれあいを「上下水道ロハス」と呼び、水にかかる健やかで美しいライフスタイルを提案しています。
「からだと環境にやさしい料理レシピ」なども紹介していますので、ぜひご覧ください。